ジンラミーやモノポリーも作中に登場
2009/02/01
もちろん、仲間とゲームに興じる探偵もいます。本人自身も前科27犯のアウトローでありながら、ニューヨークの暗黒街に巣食う犯罪者をぶちのめす探偵バーク。
彼が活躍する一連のシリーズには、バークとその仲間で武道の達人の“音なしマックス”が、カード(トランプ)ゲームの
ジンラミーをやるシーンがよく登場します。例えば『ブルー・ベル』(アンドリュー・ヴァクス/佐々田雅子訳 早川書房)ではこんな感じ。
おれはマックスについて、二階へ通じる奥の階段を上がっていった。マックスはふだんはそのまま裏の部屋にいく。おれたちはそこでジンラミーのはてしない戦いを続けているのだ。日本の小説でも負けてはいません。『白い家の殺人』(歌野晶午 講談社)の中には、探偵本人が愛好しているわけではありませんが、ちらっとモノポリーが登場し、作中の人物によってこう評されます。
いつ、どこに土地を買うか、家を何軒建てるかを見極めにゃならん。一等地を手に入れたところで、他人の駒が停まってくれんことには話にならん。先見の明とダイスのもたらす運が勝負を決する。さらには過去記事『
プロファイリングとゲームの関係』でもご紹介したように、アガサ・クリスティーの『ひらいたトランプ』ではコントラクト・ブリッジが、またヴァン・ダインの『カナリヤ殺人事件』ではポーカーが、事件を解決するヒントになっています。
ミステリーを読む愉しみは、フーダニットや巧妙なトリックなどいろいろありますが、双六屋の場合、劇中の小道具としてのカード&ボードゲームも探しも、それに勝るとも劣らないポイントになっています。
引用元
http://allabout.co.jp/game/cardgame/closeup/CU20061120A/
特集リンク
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